検索エンジンでオンカジのビデオスロットの設定について検索すると、「設定はない」とTOPに表示されます。
ですが、完全に間違っている内容なので初心者の方のために、事実と考察を交えて説明します。
これを読むことによりオンカジでスロットを遊ぶときの立ち回り方が理解できるのと同時に、
やってはいけないオンカジについての特徴がわかるようになります。
ちなみになぜ「設定はない」と書かれたものがTOPにくるのかと言えば、おそらく「まともに遊んでいない人達」が適当に記事を書いているからか、「知っていても書かない」のどちらかです。
超人気のプロバイダー「play’nGO」
超人気のプロバイダー「play’nGO」に設定がついていることは
このサイトのブログ記事でも以前に書きましたが、じつは前から世界的にも有名な話です。
それだけでなく「RedTiger」にも設定が導入されており、
各プロバイダーでもカジノの要望に応えて設定をつける傾向にあります。
パチンコやパチスロをたしなむ方にとっては「設定」は当たり前のものなので、
それを「看破」することも含めて遊戯なのですが、オンカジ初心者の方は必ずしも
パチンコやパチスロの経験があるとは限りませんので軽く設定について触れていきます、
設定の構造について
「play’nGO」というプロバイダーは世界的に大人気です。ゲーム性が面白く、斬新な機種や「落ち物系スロット」というジャンルでは欠かせません。そして何より変動率(ボラティリティ)が非常に高いので一度当たると、ものすごい高配当が出ることもあって大人気です。
パチスロの設定(機械割の例)
- 設定6 108%
- 設定5 104%
- 設定4 100%
- 設定3 99%
- 設定2 98%
- 設定1 97%
パチスロのなどの設定の場合、おおむね6段階の設定で、出玉が100%を超える設定があるのが特徴です。100%をこえている設定なら理論上は遊べば遊ぶほどメダルが増えていきます。
オンカジのビデオスロットの設定 play’nGO「ムーンプリンセス」の例
- 96.5% (デフォルト設定)
- 94.51%(低設定)
- 91.49%(低設定)
- 90.–%
- 88.–% (最低)
Play’nGoに関してはデフォルトの設定値が96.5%前後となっています。最高設定でも100%を超えません。play’nGoの場合は全部で設定は5段階あります。一番下は88%台です。
低設定といってもほとんどのカジノが94.51%を採用しています。では何故「play’nGO」の低設定を導入するオンカジが多いのかについて考察していきます。
低設定を使う理由
では実際に低設定を使う理由について考察します。理由は主に2つです
- イベントプロモの費用を捻出するため
- RTPの調整をするため
イベントプロモの費用を捻出するため
イベントプロモに力を入れているカジノほど「play’nGO」のスロットには低設定を入れている傾向が多いです。理由としてはオンカジのビジネスモデルがサービス業で、「薄利多売」という点に起因しています。
イベントプロモを活用することを解説した記事がありますので、読んでいない方はあわせてどうぞ。
オンカジで勝利するためのイベントプロモ活用法
オンカジはハウスエッジ(利益率)がほぼ3~4%に固定されているので、イベント用のプロモ費用を捻出する方法が限られています。
集客力のあるイベントをカジノ内で行うには、その費用をどこからか捻出する必要があります。
そこで「play’nGO」の設定を使うのだと筆者は考察しています。同プロバイダーのスロットは世界有数の超人気プロバイダーなので、プレイする人が非常に多く、売上も見込めるため、設定差を利用してカジノがイベント費用をまかなうものと考えています。
最近ではスロットだけでなく、ライブショーとよばれるカテゴリーで「モノポリーLIVE」や「クレイジータイム」のような、一獲千金が狙えるけど全体的にRTPの低いライブゲームが増えてきていますので、ライブゲームのイベントを使う傾向も見受けられます。
ここで紹介しているオンカジの
は「play’nGO」については低設定ですが、その分プロモが充実していて、
トーナメントなどで「多額の賞金」を得るチャンスがとても多いカジノです。
逆にベラジョン、カジ旅、といったオンカジでは「play’nGO」が
デフォルト設定な分、カジノ内トーナメントやイベントの頻度が少なかったり、賞金総額も小規模になる傾向があります。
RTPの調整をするため
某カジノの22年6月のスロットゲーム:RTPが92.63%でした
オンカジのRTP(還元率)は、カジノ全体のRTPが規定の範囲内(約97%程度)に保たれていればよい、という考え方で運営されています。
一部のカテゴリーや一部の機種でRTPが極端に低くなってしまっても、全体で還元率が約97%程度にたもたれていたら、運営上問題はありません。
カジノ全体のRTPが100%を超えてしまっているときや、全体的にRTPが低いときなどではビデオスロットの設定を変更して調整する可能性は十分に考えられます。
そういう点において設定変更ができるビデオスロットは、RTPの調整には都合がよいのだと考察しています。
*RTPの表示がされていないカジノの場合は、日常的に設定の切り替えが行われている可能性があります。
カジノライセンスの規定では、ビデオスロットのRTP表示は義務化されていません。
なので、低設定であっても、すべて開示しているカジノはプレイヤーに誠実で親切なカジノと言えます。
プレイヤーは、設定を看破したときには遊び方を変えるなど、プレイの幅を広げるようにしておきましょう。
(例)
・設定差のないプロバイダーのビデオスロットで遊ぶ
・テーブルゲーム(BJ、バカラ、ルーレット)といったもので遊ぶ
RTPの調べ方や内容については別講座で解説していますのでこちらも参考にしてみてください。
ビデオスロット RTPの調べ方と重要性(内部リンク)
まとめ
オンカジのビデオスロットで設定を使う理由は2つ。1つはイベントプロモ用の費用をまかなうため。もう1つはRTPの調整弁と考察します。
もしお使いのオンカジでビデオスロットにRTPの表示がなかったら、それは「初心者向きのカジノではない」可能性もあります。
初心者向けのオンカジの特徴についてまとめた講座がありますので、ご参考ください。