オンカジへの外貨入金と為替手数料について説明をしていきます。オンカジ初心者の方はこの記事をよむことで入金と為替手数料についてわかるようになり、長く遊ぶうえで、手数料がなるべくかからないようにする重要性が理解できます。今後長くオンカジを利用するにあたって必要な知識になりますので読んでおきましょう。
オンカジをはじめるときは「円高」と「円安」どっちが有利?
オンカジ初心者の方は為替に馴染みがない方が多いので、為替レートを使った入金や換金をするときの判断基準が、「円高」と「円安」でわからなくなることがあります。為替レートに関する基本的なポイントを簡潔にまとめると、
取引 | 為替レートの影響 | 例 |
---|---|---|
ドルでオンカジへ入金 | 円高が有利 | $1=105.00 |
日本円に換金 | 円安が有利 | $1=150.00 |
少額での入金や換金の際には、為替レートの影響はそれほど気にならないかもしれません。しかし、まとまった金額での取引になると、為替レートの変動がかなりの影響を及ぼす可能性があるため、覚えておくことが重要です。
オンカジで日本円を受け入れている場合、為替の影響を受けませんので、為替のリスクとリターンを完全に排除したい方についてはこちらのガイドをご覧になると良いでしょう。
直近での為替動向(2024年)
最近の為替動向を簡潔に説明いたします。
【2024年6月】
6月6日に欧州中央銀行で0.25%の利下げが決定され、米国の経済も注目されていましたが、6月7日に発表された米国の雇用統計は市場予想を大幅に上回る結果となりました。これにより、政策金利の利下げへの期待は後退し、6月12日に行われるFOMC(連邦公開市場委員会)でのFRB(連邦準備制度理事会)による政策金利発表では「据え置き」が予想されています。米国では年内に3回の利下げが予定されていますが、その開始時期に注目が集まっています。
2024年7月に入ってから、1ドルが160円台に急上昇しました。しかし、7月11日に米国の消費者物価指数が予想を下回る結果を発表すると、突然1ドル=161円台から157円台まで円高が進行しましたが、直後に158円近辺まで戻る動きを見せました。後日になって日本が為替介入で2兆円規模の対応を取ったとの報道がありました。
そして、7月17日には日本の閣僚が日銀に利上げを求める発言をしたとの一部報道が出て、再び円高の方向に向かい、現在156.50円程度で推移しています(2024年7月18日時点)。
為替市場では、今後8月上旬までに重要なイベントが控えており、注意が必要です。具体的には以下の通りです。
【8月までの重要なイベント】
- 2024年7月30・31日:FOMC終了後、米国政策金利発表
- 2024年7月31日: 日銀金融政策決定会合、政策金利発表
- 2024年8月2日: 米国雇用統計発表
また、為替の変動に関して外部要因としては、ウクライナの進攻や台湾有事、イスラエルとイランの軍事衝突などの地政学リスクが懸念されており、これらは円高・円安の両方に影響を与える可能性があります。市場動向を注視する必要があります。
クレジットカードでの入金の仕方について
オンラインカジノで初めて入金する際、一般的に使われるのはクレジットカードです。多くの人がクレジットカードを持っているため、これが最もポピュラーな選択肢と言えるでしょう。今回は、実際の入金画面を「カジ旅」を例にして説明します。
- 3Dセキュアコード(本人認証コード): これは海外での取引時に使用される本人認証のためのセキュリティーコードで、事前にカード会社のHPから設定する必要があります。
- CVV: クレジットカードの裏面にある3桁の数字を指します。
この画面に沿って入力すると、「$100を入金する」のボタンの色が変わりますので、押すと入金処理が実行されます。
このとき、クレジットカード会社は、外貨での取引を処理する際に、リアルタイムで為替レートを取得します。したがって、取引が行われる瞬間の市場為替レートが適用されることが一般的です。
ですが、このレートに為替手数料がかかってきます。
為替手数料の仕組み
クレジットカードを使って海外で買い物を経験したことがある方なら、USドルで支払うときには為替手数料がかかることをご存知かもしれません。この手数料は、商品を購入する前には具体的な金額が分からず、実際の支払いは購入後のクレジットカードの明細書で初めて確認できます。
為替手数料に詳しくないと、クレジットカードの明細を見たときに、予想以上に入金手数料が引かれていたと勘違いすることがあります。そこで、為替手数料についてわかりやすく説明していきます。注意すべきは、為替手数料はクレジットカードだけでなく、海外通貨を使った取引全般で発生するものです。
基準為替レートと各レートとの関係
各金融機関や利用時間帯などによって為替レートは異なります
為替レートと為替手数料の理解において、銀行や金融機関が使用する「TTS」「TTM」「TTB」の考え方が重要になってきます。これらは主に為替取引に関連するレートであり、スポットレート(Spot Rate)として知られています。
カード決済会社でも、独自の為替レートを使って為替取引をしていますので、為替取引の基本的な内容について覚えておきましょう。
実際に銀行で毎日公開している為替レートでは、下の図のように表になっています。見てもらうとわかりますが、各レートの関係性がわかりにくいうえに、使用しないレートがでてきますので、一般的に使用するレートについて解説します。
- 各種為替レートについての説明
レート | 名称 |
---|---|
CASH S | Cash Selling Rate(現金売レート) |
TTS | Telegraphic Transfer Selling Rate(売レート) |
TTM | Telegraphic Transfer Middle Rate(中間レート) |
TTB | Telegraphic Transfer Buying Rate(買レート) |
CASH B | Cash Buying Rate(現金買レート) |
これらのレートの関係性は初めて見ると、理解しづらいかもしれませんが、特に注意が必要なのは「TTM」「TTS」「TTB」「CASH S」「CASH B」です。これらのレートを理解することで、為替取引の際により正確な判断ができるようになります。為替レートにおいて明確な基準を持ち、各レートの関係性を理解することで、円滑な為替取引が可能です。
- 各レートの関係性
- CASH S :売値 (現金を使ってドルを買うための価格)
- TTS :売値 (ドルを電信で買うための価格)
- TTM :仲値 (為替の基準価格)
- TTB :買値 (ドルを電信で売るための価格)
- CASH B :買値 (現金を使ってドルを売るための価格)
TTMを基準価格として、為替手数料を上乗せしたレート(TTS)と、差し引いたレート(TTB)などで売買取引を行います。CASH.SやCASH.Bはさらに現金通貨を変換するときに使用するレートになります。
TTMは”Telegraphic Transfer Middle Rate”の略で、仲値(なかね)と呼ばれ、金融機関で外国通貨を売買する際の基準価格を指します。銀行の場合、通常1日1回以上レートが更新されますが、リアルタイムの価格ではありません。TTMを基準価格として、為替手数料を上乗せしたレート(TTS)と、差し引いたレート(TTB)で売買取引を行います。
為替取引の際のタイミングについて知っておくべきポイント
為替取引を行う際、取引のタイミングはレートで大きく影響します。以下では、留意すべきポイントについてご紹介します。
その理由はレートの変動を受ける可能性があるからです。
市場の営業時間を知ろう :
為替市場は24時間稼働していますが、トレードのタイミングには慎重になる必要があります。主要な金融市場の営業時間に注目することが重要です。例えば、東京、ロンドン、ニューヨークなどがその代表例であり、これらの市場がオープンしている時間帯は為替レートが比較的安定しやすい傾向があります。一方で、カード利用日が、土曜日、日曜日、祝日などの金融機関の休業日におこなった場合、外貨取引は処理される際にレート変動の影響を受ける可能性があることを意味します。
銀行休業日の影響: 土曜日、日曜日、祝日に取引が行われた場合、処理に時間がかかる可能性が高まります。この期間中に行われた取引は、通常の営業日に比べて処理の遅延も発生しやすくなります。そのため利用者にとって不利なレートを適用されてしまうことがあります。
リアルタイム処理: クレジットカードのオンライン取引は通常リアルタイムで処理されますが、外貨取引においては、カード会社で追加の審査がある場合や、為替レートの大幅な変動があった場合、即時処理が難しいことがあります。そのため処理までにタイムラグが発生し、結果的に不利なレートで処理されることがあります。
特定の業務日程: 一部のクレジットカード会社は、土曜日や日曜日にも一部の業務を行っているか、特定の業務を行っている可能性があります。しかし、祝日や週末に発生した場合でも、処理には追加の時間がかかることがあります。外貨取引を行う際には、特に土曜日、日曜日、祝日に注意が必要です。急ぎの取引や確認が必要な場合は、取引前にクレジットカード会社に確認するか、他の支払い手段を検討することが賢明です。
変動が激しい時間帯を避ける: 市場が活発な時間帯は変動が激しく、急激な動きが発生することがあります。通常、各市場のオープンやクローズ、経済指標の発表時などがこれに該当します。これらの状況下ではリスクが高まるため、初心者は慎重になるべきです。
重要な経済指標の発表時には用心: オンカジ講座では冒頭で為替の動向を簡単に説明していますが、経済指標の発表は為替市場に大きな影響を与えることがあります。消費者物価指数、失業率やGDP、政策金利などの数値が発表されると、為替市場は大きく揺れ動くことがあります。指標発表前後は取引を控え、様子を見ることが賢明です。
オンカジへ入金する場合の為替手数料を解説
クレジットカードを使用してカジノに$100を入金することは、実際には「$100」を日本円で購入する取引と同じです。
為替レートと手数料の例(仲値109.05円、手数料$1あたり3円とした場合)
- 112.05円 TTS 売値 (ドルを電信で買うための価格)
- 109.05円 TTM 仲値 (為替の基準価格)
- 106.05円 TTB 買値 (ドルを電信で売るための価格)
カジ旅の入金画面に表示される「日本円換算10,905円」は、TTM(仲値)の参考金額を示しています。この段階では、電信で購入すると$100=11,205円相当です。
為替手数料だけを考えると、3~5%程度ですが、実際の取引では、現金を送金するためのコストとしてさらに1~2%の手数料を為替に上乗せした「CASH.S」(Cash Selling Rate)と呼ばれるレートが使用されます。
ほかにもカード会社の事務手数料がかかる可能性あり?!
クレジットカードを使用する場合、カード会社が事務手数料として2%程度を取るのが一般的です。その結果、オンカジへの入金時点で、最低でも8%程度の費用が発生することになります。
オンカジにクレカで入金すると手数料が高く感じる理由は、換算金額に手数料の内容が一切含まれていないからです。
初回にクレジットカードでオンラインカジノに$100を入金する場合、カード会社は為替手数料に加えて事務手数料を上乗せしたレートで計算します。その結果、実際に請求される金額は予想よりも高くなる可能性があります。カード会社により異なりますが、通常でも入金額の約8%程度が費用としてかかることが一般的ですので留意しておきましょう。
オンカジから銀行へ出金した場合の為替手数料について
それでは今回は、TTM「仲値」が109.05円の場合のレートを使用して、オンカジから銀行への出金における為替手数料について説明します。
今度は換金するときです。
100ドルを日本円に換金する取引は、ドルを売って「日本円」を買う取引になります。
為替レートと手数料の例 (手数料$1あたり3円の場合)
- 112.05円 TTS 売値 (ドルを電信で買うための価格)
- 109.05円 TTM 仲値 (為替の基準価格)
- 106.05円 TTB 買値 (ドルを電信で売るための価格)
換金取引では、ドルを売って「日本円」を買うことになります。
出金額が$100の場合、利用されるのは「TTB:買値」のレート。したがって、$1あたり106.05円で計算され、$100の出金は10,605円に相当します。
実際のケースでは、この金額(10,605円相当)からカジノ側での事務手数料が(もしあれば2%ほど差し引かれ)、現金送金コストも1%~2%ほど差し引かれて、最終的に銀行に着金されることになります。
同じ条件(仲値=109.05円)で$100分を銀行振り込みで換金する場合、カジノでは事務手数料や為替手数料、現金移送コストなどが引かれたレートで出金されます。そのため、受取金額が思っていた金額よりも少なくなることがあります。
オンラインカジノの取引手数料について
オンラインカジノにドルで入金し、それを日本円で引き出すだけでも、入金額の約16%~20%以上が為替手数料や事務手数料などで減少します。
具体的には、5~6回ほど往復させると、入金額全体が為替手数料などによってすべて失われてしまうことになります。
オンラインカジノを日本円で遊ぶためにはどうしたらよいのか
近年、オンラインカジノの人気が高まっており、オンラインギャンブルの人気が高まるにつれ、多くのプレイヤーが日本円を受け入れるオンラインカジノを探しています。その場合、カジノを選ぶ際に幅広いゲームを提供するだけでなく、使い慣れた通貨を受け入れるオンライカジノにアクセスできることが重要です。
日本円を受け入れるオンラインカジノでプレイする利点と、プレイヤーがサイトを選択する際に何を探すべきかについてこれから説明します。
オンラインカジノを日本円で遊ぶメリット
オンラインカジノを日本円で遊ぶメリット
・入出金が簡単であること
・通貨換算の手間と手数料を回避できること
・為替レートの変動のリスクも排除できること
・通貨の種類を受入れられるセキュリティ
日本円を受け入れるオンラインカジノ(円表示のカジノ)でプレイする最大のメリットの1つは、入出金が簡単であることです。プレイヤーは通貨換算の手間と手数料を回避できます。これにより、プレイヤーの勝利金に大きな影響を与える可能性がある為替レートの変動のリスクも排除することができます。
もう 1 つの利点は、「日本円」のような確立された基軸通貨を受け入れるオンラインカジノでプレイすることによる追加のセキュリティです。これにより、取引が安全かつ確実になり、個人情報と財務情報が保護されます。
日本円を受け入れるオンラインカジノを選択する場合にはプレイヤーは、評判の良いゲーミング機関によって認可および規制されているサイトを探す必要があります。
その探し方については別の講座で詳しく解説をしています。
評判の良いゲーミング機関のライセンスを取得していることにより、サイトが合法的に運営され、プレイヤーの資金が保護されていることが保証されます。さらに、プレーヤーは、評判の良いソフトウェア プロバイダーの幅広いゲームと、豊富なボーナスやプロモーションを提供するオンライン カジノを探す必要があります。
結論として、日本円を受け入れるオンラインカジノでプレーすることは、プレイヤーにさらなる利便性と安全性を提供します。幅広いゲームと寛大なボーナスを備えた認可および規制されたサイトを選択することで、プレーヤーは安全で楽しいオンライン ギャンブル体験を楽しむことができます。
日本円の表示で遊べるおすすめのオンカジを3つ紹介します。
- 遊雅堂(YUUGADO)
日本最大手のベラジョンカジノでは日本円の表示に対応していませんが、同じベラジョン系列である遊雅堂(YUUGADO)では「日本円」と「米ドル」の通貨選択ができます。日本円(JPY)を選択してアカウント登録すると、為替処理をさせないで入出金することができますので、ベラジョンカジノを日本円で遊びたいと思っている方にはおすすめのオンカジです。 遊雅堂で遊びたい方【無料$30つき】
- ミスティーノ(mystino)
ミスティーノでは2022年10月から「日本円」と「米ドル」の通貨選択ができるようになりました。上の画像の通り、アカウント登録時に「日本円」と「米ドル」の通貨選択ができます。
デフォルト状態でも「日本円」が選択されています。
- 賭けっ子リンリン(賭けリン)
賭けっ子リンリンも「日本円」と「米ドル」の通貨選択ができます。デフォルト状態でも「日本円」が選択されています。
・ボンズカジノ(BONS CASINO)
ボンズ(BONSCASINO)でも「日本円」の取り扱いができます。
カジノ紹介 ボンズカジノ(BONS CASINO)(内部リンク)
「円表示」のオンカジについて失敗しないための注意点(オンラインカジノを日本円で遊ぶデメリット)
オンラインカジノを日本円で遊ぶデメリット
・カジノに囲い込みされる
・カジノから送金した金額は「一時所得」になる
・外貨ペイメントやe-walletを使用して入金すると為替手数料が2倍かかることがある
ここまでのお話を聞いたときに、「手数料がいっぱいかかるのなら、円で入金できるカジノがいい」というように思われるはずです
オンカジ初心者の方にとっては、慣れない「ドル」よりも「日本円」の方が遊びやすいと感じますが、デメリットもありますので。内容を説明していきます。
*ただし少額で遊ぶ方や、年間で遊ぶ回数が少ない方にはあまり影響しない内容です。
カジノに囲い込みされる可能性がある
「円表示」カジノの入出金の流れを確認してみましょう。
円表示カジノの入出金の流れ
- クレジットカードで入金(¥)
- カジノで遊ぶ(¥)
- 銀行送金(¥)
円決済でのクレジットカード入金では、為替手数料がかからない利点があります。これはプレイヤーにとっては合理的に感じられる一方で、他のオンラインカジノを利用する機会が制限されてしまう可能性があります。知らず知らずのうちに1つのオンラインカジノに囲い込まれてしまうことがあるのです。
もちろん、相性が良いオンラインカジノであれば問題ありませんが、そうでない場合は遊びにくくなることも考えられます。
カジノから自分の銀行に「円」で送金させると「一時所得」になる
円表示カジノを使うことの最大のデメリットは、上の3.の銀行送金した金額は、勝ち負けに関係なく、カジノから直接銀行送金した時点で、日本では一時所得の扱いになります。(年間50万の控除あり)
つまり、日本円で受け取ると、その時点で課税対象の所得になってしまうということです。
年間控除額50万円(給与所得者の場合は最大90万円)を超えたら所得税の確定申告が必要になります。
入出金を日本円で繰り返すと、年間控除額が減っていくのでその分損をしていることにあります。
なので、下の図のように外貨ペイメントを使って、外貨だけで入出金を行い、必要な時だけ換金のために銀行送金をしたほうが、控除額が有効に使え、換金時の為替手数料も最小限で賢く遊べます。
外貨ペイメントには、ベガウォレットをおすすめしています。
オンカジからの出金について ベガウォレット(Vega wallet)(内部リンク)
例:ベガウォレットの場合のイメージ
賢く遊べるという点で、ベガウォレット:(旧ヴィーナスポイント)は為替手数料、事務手数料ともに安く、カジノ間の送金は原則無料ですので、ベガだけでメインの財布になります。
ペイメント利用のメリットとしては、外貨でプールしておくことで換金するときの為替のタイミングも自分で決められます。
外貨ペイメントやe-walletを使用して入金すると為替手数料が2倍かかることがある
上記の内容をもとに、円表示のオンラインカジノで外貨のベガウォレットを使用する際のポイントを確認してみましょう。
- ベガウォレットで、円表示カジノを使った場合の流れ
②カジノで遊ぶ(¥)
③ベガウォレットへ出金(¥→$ 為替発生)
ベガウォレットを利用する場合、入金と出金の際にそれぞれ為替が発生します。ベガウォレットはドル表示なので、円換算が必要であり、カジノも円に変換するために為替処理を行います。
そうすると、入出金処理では「$ → ¥」、「¥ → $」の2回も為替処理が発生するため、為替手数料が2倍かかります。例えば、為替手数料が3%の場合、毎回入金と出金で合計6%分の為替手数料がかかります。
プレイヤーとしては、このようなカジノを利用するメリットは少なく、為替手数料がかなりの負担になります。一方で、カジノにとっても為替手数料はかなりの負担となるため、注意が必要です。したがって、明確な説明がないオンラインカジノにおいては、最初に「USD」と「JPY」のどちらの通貨を使用するかを事前に決めておくことが重要です。
「初心者のためのオンカジ講座」では「USD」をおすすめしています。
ここまでのまとめ
「円表示」のオンカジは一見すると非常に合理的にみえますが、「囲い込みされる」「ベガウォレットの使用でも高額手数料発生」「一時所得の扱い」と、プレイヤーにとってはあまりメリットがないことを覚えておきましょう。
「為替手数料」と「為替取引」に関するQ&A
海外取引やオンラインカジノでの入出金において気になるのが「為替手数料」と「為替取引」です。これらに関する理解が十分でないと、思わぬコストが発生することもあります。そこで、以下のQ&Aで為替にまつわる疑問を解消しましょう。
Q1: Q: 為替手数料とは何ですか?
A: 為替手数料は、通貨を別の通貨に変換する際に発生する手数料で、金融機関やサービス提供者に支払われるものです。
Q2: Q: オンラインカジノでの為替手数料はどのように発生しますか?
A: オンラインカジノでの為替手数料は、外貨での入金や出金時に発生し、通常は取引金額の一定割合として計算されます。
Q3: Q: 為替取引での「TTB」「TTM」「TTS」とは何を指しますか?
A: 為替取引での「TTB」は買値、「TTM」は仲値、「TTS」は売値を指し、これらは通貨の売買において基準となる価格です。実際の取引では、売値で購入し、買値で売却します。
Q4: Q: クレジットカードを使用するときの為替手数料はどのように計算されますか?
A: クレジットカードを使用する際の為替手数料は、通常は取引金額の一定割合や固定額として計算され、カード発行会社に支払われます。
Q5: Q: 外貨の電子ウォレットを利用した場合、為替手数料が発生することはありますか?
A: 外貨の電子ウォレットを利用する場合、入金や出金の際に独自の為替手数料が発生する可能性があります。手数料の仕組みはサービスプロバイダーにより異なります。
Q6: Q: 為替手数料が2倍かかる状況はどのような場合ですか?
A: 為替手数料が2倍かかる状況は、例えば外貨の電子ウォレットを利用してカジノに入金し、その後出金する際に、2回の為替処理が発生する場合が考えられます。
Q7: Q: カジノが為替手数料を負担する場合もあるのでしょうか?
A: 一部のカジノはプレイヤーに代わって為替手数料を負担する場合がありますが、これはカジノによって異なります。明確な説明が必要です。
Q8: Q: 為替手数料の割合が高いカジノは利用を避けるべきですか?
A: 為替手数料の割合が高いカジノは、利用者にとって費用がかさんでしまう可能性があるため、注意が必要です。外貨ウォレットを検討することが重要です。
Q9: Q: オンラインカジノで円と外貨を使い分ける際の注意点はありますか?
A: オンラインカジノで円と外貨を使い分ける際には、為替手数料の発生や取引の手続きに留意する必要があります。通貨の選択は慎重に行うべきです。
Q10: Q: カジノが提供する通貨選択は影響を与えることがありますか?
A: カジノが提供する通貨選択は、為替手数料やプレイヤーの利便性に影響を与える可能性があります。事前に通貨の選択を検討することが重要です。
Q12: Q: クレジットカードの為替手数料はカード会社ごとに異なりますか?
A: はい、クレジットカードの為替手数料はカード会社ごとに異なります。各カード発行会社の料金体系を確認して、最適なカードを選びましょう。
Q13: Q: カジノでの入金と出金で異なる為替手数料がかかることはよくあることですか?
A: カジノでの入金と出金で異なる為替手数料がかかることは一般的です。各トランザクションが異なる手数料体系を採用しているため、注意が必要です。
Q14: Q: 為替取引の際に留意すべき時間帯はありますか?
A: はい、為替取引の際には市場の営業時間や為替レートの変動が激しい時間帯を考慮することが重要です。取引のタイミングを注意深く選びましょう。
Q15: Q: クレジットカードで海外での支払いとオンラインカジノの入金では為替手数料が異なりますか?
A: はい、クレジットカードでの海外支払いとオンラインカジノの入金では、発生する為替手数料が異なる場合があります。各トランザクションにおいて手数料を確認しましょう。
Q16: Q: カジノでのプレイにおいて外貨を使うメリットは何ですか?
A: カジノで外貨を使うメリットは、特定のゲームやプロモーションが外貨ベースで提供される場合があることや、為替手数料の影響を受けにくいことが挙げられます。
Q17: Q: 為替手数料の高いカジノでも他にメリットがある場合、利用する価値はありますか?
A: 為替手数料が高いカジノでも他にメリットがある場合、プレイヤーによってはそのメリットに価値を見出すことがあります。総合的な利用価値を検討しましょう。
Q18: Q: クレジットカードの為替手数料を抑える方法はありますか?
A: クレジットカードの為替手数料を抑える方法としては、外貨建て口座を開設したり、手数料の低いカードを選ぶなどがあります。各カードの条件を確認しましょう。
Q19: Q: オンラインカジノでの通貨選択は変更できますか?
A: 一部のオンラインカジノでは通貨の選択を変更できる場合がありますが、手数料や条件がかかることがあります。
まとめ
「¥ ↔ $」 にするには必ず為替手数料がかかります。まずそのことについて理解をしましょう。
為替の基準価格に手数料分が上乗せされたレートで「購入」したり、手数料が差し引かれたレートで「売却」をするので、自分が思った金額よりも費用が多くかかることがあります。
そのため支払う金額が多かったり、受取金が少なくなったりもします。
為替手数料をなるべく取られないようにするには、為替取引回数を最小限にする必要があります。ドルに換えたものはそのままドルとして持ち続け、必要な時だけ日本円に換金するのが、手数料や税制を考慮したときの最善の方法のようです。
外貨の電子決済ウォレットを作ってないようでしたら、ベガウォレットを先につくることをおすすめします。
オンカジ講座で紹介しているカジノは、全てベガウォレットが使えますので参考にしてみてくださいね。
実際の為替レートでは、「TTBから現金送金コストを差し引いたレート」を「Cash Buying Rate」(CASH B)と呼びます。
ベガウォレットでの換金には「CASH B」が適用されます。
一方で、Payz:ペイズなどのペイメントサービスでは、独自のレートや手数料が使われることがあり、そのため総額では10%以上の手数料が差し引かれることがよくあります。